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L'Ermitaさんとのコラボ話その②

  • tnmasuki
  • 2018年6月29日
  • 読了時間: 4分

前回からの続きです・・・

6品目

【フカヒレの煮込み トウモロコシの白湯】

フカヒレを煮込んだ後にソテーして表面を香ばしくカリッとさせた青ザメを使ったフカヒレ。

中華ではトウモロコシのスープが定番料理ですが、白湯を入れて独特な味わいに。

合わせたお酒は個人的に大好きな【桂花陳酒】

桂花陳酒は、白ワインにキンモクセイの花を3年以上漬け込んだお酒で、

優しい花の香りと甘みが特徴的なお酒。

フカヒレと白湯の独特の香りととうもろこしのほんのり甘い余韻とよくマッチしてました。

7品目

【アコウの蒸し物 コラトゥーラソース】

MASUKIの定番魚料理で魚醤を使用したソースです。

※コラトゥーラ(イタリアの魚醤)

皮目のゼラチン質と白身の甘みとコラトゥーラの塩味がよくマッチしてるんです。

こちらにはドイツのリースリングを合わせました。

やや辛口仕上げのリースリングですが、しっかりとした果実味を感じられる1本で、

温度帯を上げる事で、よりソフトでまるく優しい味わいに。

白身魚とも相性が良いのですが、魚醤と抜群に相性が良い。

MASUKIの料理とも全般的に相性が良いのですが、ぜひ魚料理と合わせていただきたい1本です。

8品目

【イベリコ豚の炭焼き ピーマンピュレ】

マリネしたイベリコ豚を炭火焼き。

ソースは、ピーマンとクレソンのピュレ。

青々しいソースのようですが、ピーマンの少しフレッシュな感じとクレソンの苦みが

うまく混ざり合って美味しい。

マリネしてあるイベリコ豚だからこのソースが良く合うのでしょう。

ペアリングドリンクは、『2014シャルム/二―ポート(ポルトガル)赤ワイン』

ブルゴーニュワイン的なエレガントなポルトガルワイン。

赤ワインも色んな種類を試飲しましたが、これはほんと美味しかった。

普段触れることのないスペインやポルトガルのワインですが、

勉強になりました。

さて、〆の9品目はMASUKIの夏の定番

【胡瓜と胡麻の冷麺】

最後はさっぱりとシンプルに〆させていただきました。

合わせたのは『N.V.ロリガン ブルト ナトゥレ/ポルトガル カヴァ』

このカヴァも美味しかった!

どっしりとした飲み応えと熟成感で白ワインのようにゆっくり楽しめる。

〆に少し重たいかと思いきや、スイスイと飲んでしまうカヴァでした。

最後に10品目

【グァバのソルベッテ ココナッツミルク】

すっきりサッパリのソルベ。

ココナッツミルクの優しい甘さ。

満腹でもさらっとお召し上がりいただきました。

大好評の大トリ デザート。

チェイサーとして提供したのは、

凍頂烏龍茶(中火濃厚←焙煎具合)オーガニック

甘さ、コク、酸味、フレッシュ感のバランスがナンバー1な烏龍茶。

ほんのり香る焙煎香が癒しを与えてくれます。

色々なお酒をいただきながら、最初から最後まで中国茶も楽しんでいただき嬉しかったです。

お料理の最後に中国茶でゆっくりと・・・と言うのも良いですが、

❝ お料理やお酒のお供に中国茶 ❞

が一番おススメです。

1ポットをシェアして、3煎から5煎(選ばれた茶葉によります)ほど繰り返し飲めるんです。

中国茶ならではの香りと味わいで、一息つきながらコースが楽しめますよ。

今回はそんな楽しみ方も知っていただけたのではと・・・

色々と思い返しながらブログを書きましたが、

料理とドリンクのペアリングではありましたが、

中国料理とスペイン料理のマリアージュなコラボであったのではと思います。

未知なる発見のたくさんあったMASUKIにとって貴重な企画でありました。

まだまだたくさん省みる事が必要ですが、一つのステップアップに繋がったと思っています。

ご参加いただいたお客様はもちろん、

今回の企画に携わっていただいたすべての方に心から感謝です。

本当にありがとうございました。

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広島市南区京橋町6-8藤多ビル2階

082-261-0608

中国料理MASUKI

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